「スタッフが安心して働ける歯科医院にしたい」こやま歯科診療室(春日部市)

埼玉県春日部市のこやま歯科診療室の小山(こやま)院長に、理想の歯科医院についてインタビューしました。

有給休暇を「楽しい時間」のために使える歯科医院へ

当院で採用を強化している理由は、「欠員が出た」とか「人がいないので診療が十分にできない」というわけではありません。ではなぜ採用を強化するかというと「もっと有給休暇をとりやすくしたい」という目的があります。

有給休暇は本来、目的はなんでもいいはずです。ただ一般的には体調を崩したときに利用されることが多いような気がします。しかも申し訳ないという雰囲気になりがちです。

もちろんお休みにしたときに他のメンバーがカバーしてくれたということに対して、申し訳ないという気持ちをもってもらえるのはうれしいことですが、もっと「推しのライブに行くので有給使います!」「いいね!楽しんできてね!」という会話が普通になる歯科医院にしたいと思っています。

先日あるスタッフが「有給とってまた仕事やる気でた!」と言ってくれました。こういうシーンはうれしいですよね。やる気がでるならどんどん有給つかってほしいです(笑)。

働きやすさの条件を一般企業に近づけたい

歯医者さんは診療時間の関係で、どうしても一般企業よりも働きやすさが劣る面があります。例えば土曜日が勤務になったり、診療時間の関係で退勤が遅くなることもあります。

でもそれを「業界では普通だから」と甘えていい時代ではありません。そのため当院では、患者さまにはご迷惑をおかけしますが、水曜日と金曜日の診療を18:30までに短くして、なるべくみんなに早く退勤できるようにしたり、少しずつ理想に向けて改善を続けています。

数字だけが一人歩きしていく歯科医院にはしたくない

売上(数字)は大事です。売上がないとみなさんに十分な待遇を用意することはできません。そのため院によっては、数字を徹底的に管理して目標を達成したら高い報酬をお支払いするという方針の院もあると思います。ただこやま歯科診療室では、根本は医療ということはブラしたくないと思っています。

目の前の患者さんのお困りごとやお悩みをチームでしっかりサポートし解決することを一番大事にする、そういう環境で働くことを心地いいと思ってもらえる方と一緒に働きたいです。

患者さんから褒められたり差し入れをもらうこともたくさん

こやま歯科診療室のスタッフは、患者さんから褒められることが多いです。患者さんからも差し入れなどをもらうことも多くて、患者さんに愛されてるのがうれしいです。

スタッフ同士でも、あるスタッフが急な休みになっても自らすすんでカバーしてくれていたり、休みの日に近くに住んでいるスタッフが差し入れを持ってきてくれたり、たまにスイーツなどを買っていくと喜んでくれたり、そんな一つ一つのシーンに、とても幸せだなと感じます。

安心して働ける院に、安心して働ける環境にしたい

人それぞれ事情もあるし、人生があります。でもどんな環境にいる人でも、大事にするものが同じであれば一緒に働きたいですし、一緒に働くのであれば安心して働いてほしいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

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